6月1日にボランティアグループの橋本法子&スウィングハートの皆様によるコンサートを開催しました。

コロナ流行前は7年に渡り8回のコンサートを開催し、皆様から大変好評を博していたイベントでした。今回は実に5年ぶりの開催ということで初めてご覧になるご利用者様や初見の職員も多く、また、全利用者が一堂に集まってのイベントは本当に久しぶりということでコンサートが始まるまでは少し不安や緊張もありました。

しかし、会が始まると最初は遠慮がちな手拍子や歌を口ずさむ姿などが見られていたのが、会が進につれて徐々に観客席が熱を帯びていくのを肌で感じることができました。

途中で、ご利用者様と職員のコーナーもあり、代表者がステージに上がって歌を披露する場面もありました。

会場からは二人を応援する声と一緒に歌う声が溢れていました。

歌い終えた後にはご利用者様のユーモアあるコメントで更に会場が盛り上がりました。

後半には踊りの演目があり、舞台上からは桜吹雪が舞う演出に、観客から感嘆の声が漏れる等、本当にボランティアとは思えない演出のオンパレードでした。

1時間30分という時間もあっという間に過ぎ、拍手喝采でコンサートは閉幕しました。

ボランティアさんは朝の8時から舞台設営をし、衣装の準備やリハーサルをするなど一日がかりでコンサートを作り上げてくださいました。

代表の方に伺ったところによると、こういった施設への慰問を30年以上も続けてこられているそうです。

その熱意に毎回、ただただ頭が下がるばかりです。

次は記念すべき10回目、また皆様にお会いできるのを楽しみにしています。