毎年、高校生の授業科目「人間と社会」で当施設にもたくさんの生徒さん達が活動しています。
高校生にとって福祉施設は普段は全くと言っていいほど関わりのない場所です。そこで暮らすご
利用者様と接するにも勇気がいることですが、みなさん一生懸命話しかけたりお話を傾聴している
姿が印象的です。
この日は活動最終日、学生さんにお手伝いしていただき、地域交流スペースで「喫茶こぐれ」を
開店しました。
1/19から施設全体でインフルエンザA型が猛威を振るい、多数の方が罹患したことで、治療と感染拡
大防止の為にユニット閉鎖や面会制限、フロアー移動制限、活動中止等とご利用者様にも大変ご負担
をおかけしましたが、1階のご利用者様が一足先に発症者対応の終息を迎えることができ、久しぶり
の活動となりました。
喫茶メニューはコーヒーや紅茶、緑茶等の温かい物やコーラやオレンジジュース等の冷たい飲み物をご用意し、
食べ物はお馴染みのこぐれの手作りクッキーの他、プリン、どら焼き、お菓子セット等、ALL100円均一で用意し
ました。
皆さん、好みの物を楽しそうに選ばれている一方で、生徒さん達は大忙しでオーダーを取り、注文品を準備して
いました。初めてながらも生徒さん達はご利用者様の隣に座ってしっかり説明して注文を受けたり丁寧に注文品
をお出しする姿に感心させられました。
ご利用者様からも高校生の活躍ぶりに労いの言葉をかけられ、生徒さん達も楽しく充実した活動になったようで
した。
生徒さん達にとっても福祉施設での活動を通してそれぞれが何かしら持ち帰るものができたらと思います。