キャリア制度と福利厚生

キャリアステップ

東京雄心会では、ご利用者それぞれの生活がより良いものになるよう法人理念である『思いやりの心・人を信じる心』を育む為、入職してからのキャリアに応じ職員として、またそれぞれの専門性に応じ身に付けるべき心・知識・技術の向上、更には資格取得支援のサポート体制を整えています。
実際に新入職員のうち福祉系でない学生が6~7割を占めますが、先輩職員による丁寧な指導、また上司や周りの職員からのサポートによりプロとしての階段を上がり、現在はリーダーや他職種へのステップアップをしている先輩が多数おります。
このように今まで培ってきた人を育てる為の経験やノウハウを生かし、皆様の成長をサポートしていきます。

キャリアステップと育成体系

1年目:介護職員(新人)
キャリアステップ

3月中にチューター(指導する先輩)との顔合わせを行います。入社式後、新入職員研修(約13日)を実施。社会福祉の役割や法人の使命、法や規則、介護の基礎を学びます。新入職員研修が終了すると配属先で担当のチューター(2~4年目の先輩職員)がつき、指導を受け、介護の仕事やその手順、個々のご利用者の対応を身に付けていきます。チューターに2~4年目の先輩職員をついている理由は、直近で経験している職員だからこそ同じような悩みの共感が出来る事、更には年齢が近い事での接し易さがあるからです。
『介護職員初任者研修』の資格を補助金等活用しながら取得します。

教育・研修
新入職員研修
入職後最初に行う研修です。社会人としての心構えやビジネスマナーの習得、社会福祉の基本的知識から始まり、法人の役割や機能、そして規則関係、緊急時の対応や災害時の対応、感染症、事故防止、看取り、医療的な知識、認知症対応の基本を学びます。介護技術としては、体位変換や起床、移乗、更衣、食事、排泄、入浴介助などの基本技術を習得します。
チューター制度
約1年間、チューター(先輩職員)が新入職員のマンツーマン指導を行います。先輩の業務をまずは見て、次に先輩に見てもらいながら実際に行い指導してもらい、更に一つ一つがしっかり出来るまで先輩が見て確認し、出来る事を増やし、最終的に業務が独りで出来るよう知識や技術等を身に付けていきます。
新入職員独り立ちフォローアップ研修
入職し4か月位経過した所で業務独り立ちのフォローアップ研修を行います。実際に進捗度の差が個々に出てくる時期でもありますが、原点回帰と今後の課題として出てくる認知症対応や医療的な知識の確認等行います。
新入職員フォローアップ研修
入職し半年が経過した頃に行う研修になります。半年を振り返っての自分自身を見つめ、今後自身が取り組むべき事を明確にしていきます。また、人事考課制度の仕組みを理解します。
2~4年目:介護職員(一般職)
キャリアステップ

1年間介護現場で仕事を覚え様々経験する事で、仕事に慣れていきます。2年目以降は1年目の経験を生かしつつ、いろいろな角度から更なる経験を積み、知識や技術を身に付けキャリアを積んでいく時期になります。先輩として後輩を指導するチューターの役割を担ったり、委員会や担当業務を持ちます。また、企画等にも携わっていきます。3年目になると施設間交換研修、外部研修への派遣等、施設内だけでなく外部に出て知識や技術の幅を広げます。4年目は、委員会の委員長や研究発表などを通し、自分の意見をまとめる、伝える、更にはリーダーシップを発揮するなど、介護現場の次期リーダー候補としてのステップを踏んでいきます。また、「介護福祉士」の資格取得に向け実践者研修を受講し介護福祉士の試験に臨みます。補助金等活用し負担減のサポートを行っています。

教育・研修
チューター研修
先輩として後輩を指導していくにあたっての注意点やどのように教えていくかのポイント、更には新入職員が独り立ちしていく流れの共有を行います。そして、自身が担当する新入職員との顔合わせを行います。
チューターフォローアップ研修
指導の進捗状況や指導していく上での悩みの共有を同じチューター同士で図ります。
一般職研修
後輩にとって良き先輩、更にはリーダーのフォロワーとしての役割が求められるポジションになります。同じ立場の職員が集まり、知識や自身の役割意識を高めていく研修になります。自身で考える事・まとめる事・自分の言葉で伝える事を研修のテーマとして置いています。
施設間交換研修
法人内の他施設に概ね4日間行き、逆に4日間他施設の職員も受け入れます。自身の日頃行っている仕事の幅を広げる研修になります。
外部研修
1年目も行きますが、2年目以降から外部研修への派遣が増えていきます。認知症・事故防止・感染症・介護知識や技術、更には全国大会などの研究発表など多岐にわたり、専門的な知識や技術を身に付けていきます。
外部研修持ち帰り研修
外部の研修には施設を代表して行きます。行けない職員も出てきますので持ち帰り、まとめて発表する機会を設けております。
5~6年目:ユニットマネージャー
キャリアステップ

8名から10名のユニットに分かれご利用者は過ごされています。そのユニットを介護課長(またはフロアーマネージャー)の元で、リーダーとして一般介護職員に指示を出し、一緒に問題解決しながら業務を滞りなく推進する役割を担います。また、新入職員の研修等で講師としての役割を担っていきます。

教育・研修
リーダー研修
各部署でリーダーとして十分に活躍して頂く為に、年5回研修を行い、リーダーとしての考え方やマネジメントのスキルを学びます。
7年目以降:フロアーマネージャー(10年目以降に介護課長)/生活相談員/介護支援専門員(ケアマネージャー)
キャリアステップ

フロアーマネージャーは部署のフロアー運営マネジメントの他、スタッフの勤務表作成、研修や勉強会の企画立案等、様々な仕事に携わります。更に経験を積み介護課長になると介護全体の運営マネジメントだけでなく、内部・外部への携わり方が多岐になります。
生活相談員は、新規ご利用者の入所相談および契約、ショートステイ調整、ご利用者やご家族からの要望・相談・苦情受付や対応、更に各部署との調整、地域との調整等多岐な仕事に携わります。
介護支援専門員(ケアマネージャー)は、ご利用者の思い、家族の思いを踏まえ、各部署と連携を図り、よりよく過ごして頂く為のケア計画を作成していきます。
定期的な配置転換も行い、異なる施設や部門でのマネジメントにも携わり、さらなるキャリアアップを図ります。様々な部門を経験する事で、多角的に物事が見れるようになると共に、総合的なマネジメント力向上も目指しています。

全職員対象
配置転換
同施設内だけでなく、法人内での配置転換を行っております。事業所は距離が離れておらず1キロ圏内です。
様々な部署や部門、施設で経験を積むことは、キャリアアップしていく中で大変重要になります。計画的な配置転換を行い、いろいろな経験を積み、知識や技術の幅と深さを身に付けて頂きます。
必須研修
全職員を対象に、年間研修計画を立て、毎月必須研修を実施。事故防止、感染症、接遇や倫理観、個人情報保護、高齢者虐待防止、身体的拘束等適正化、救急救命、看取り、防災訓練等多岐にわたります。基本の再認識を軸とし、事例を基に考える研修になっております。

資格取得サポート

介護職員初任者研修養成講座
入職後、ほぼ全員が資格を取得しています。補助金制度を活用しており、費用にもよりますが受講費の1割負担で受けられます。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士
国家資格である介護福祉士の資格取得の為には、3年以上の実務経験に加えて、実務者研修の修了が介護福祉士試験受験の必須条件になります。実務者研修の受講費、介護福祉士受験費用等、補助金制度を活用し少しの費用負担で受けられます。

支援制度

資格取得支援制度
資格取得を積極的に支援しています。初任者研修、実務者研修、介護福祉士の取得などに助成金をフルに活用しています。
受講料、テキスト代などの金銭的な支援や、勤務調整などの時間的な支援、職場内での研修など充実しており、誰もが資格が取得できるように応援しています。
退職共済制度
東京都社会福祉協議会の従事者共済制度に加入できます。勤続1年以上勤務された方に退職共済金として給付されます。
レクリエーション
ボーリング大会、納涼会、新年会、新人歓迎会などの親睦会があります。
貸与・手当
制服貸与 住宅手当 慶弔金 特別休暇(配偶者出産、結婚、忌引など)

研修

新人研修

新人研修

救命講習

ポジショニング

レクリエーション

こぐれ祭

ボーリング大会

納涼会

納涼会